七穂ストーリー STORY

七穂をめぐる歴史と
人々のものがたり

NANAHO STORY 02

第2回 老舗で在り続ける為に、日に新たに。 (古俣取締役営業本部長) 入社42年目

人と人とのつながりが一番のやりがい

昭和56年10月に28歳で入社して1週間後には営業に出かけました。
それから早42年間各地に訪問しています。42年間も勤められるという事は木村綿業との相性が良かったのかなと思います。同僚との関係も良く、とても居心地の良い職場環境と思います。

入社後すぐは柏崎、三条、上越、新井、妙高、西頸城郡、糸魚川へ。
その後、長野方面に足を伸ばして長野全域〜群馬県を長年担当していましたが、
近年、岐阜、愛知、静岡など、東海地区にも足を運ぶようになりました。

営業に出て色んな方と出会ってお話ができるのが一番の喜びなので、遠方への出張も苦に感じません。長年通っているお客様とは仕事だけでは無くプライベートでもお付き合いさせて頂いているので、これからもご縁を大事にしていきたいです。

ご満足いただける寝具を提供することが使命

入社時はまだ大型量販店も無く、各町の商店街も活気が有り、営業活動と言っても今現在の様に寝具類が豊富に有るわけでも無く、生地、裏地、白カバー、毛布、コタツふとん、サテン組ふとん、玉綿などの販売が主で担当しているだけで売上は出来ました。

物が有れば売れた時代はとうに過ぎ、昨今は個々の消費者ニーズに合った商品をピンポイントで丁寧に説明したうえで提案していく事が必須と考えます。
特にここ最近、年に数回の倉庫市を開催するようになって、一般消費者の方と直に接するなかで感じることは、エンドユーザーはただただ安価な物を求めている訳ではないということ。それぞれのご要望を汲み取って、最適と思われる製品をご案内し、納得して購入していただいき、長く使ってもご満足頂ける安心・安全な上質な寝具を提供するのが使命と思います。

持続的成長を果たすために、企業を取り巻く変化に適応していく

コロナ禍にオンライン会議やペーパーレス、アナログ業務をデジタル化するなど、人との接触を減らしながら成果を出すことが急速に求められるようになり、自分も含め、昭和のアナログ世代の多くは、慣れるまでは必死でした(笑)
でも、オンライン会議を頻繁に行うようになって、遠方にいる営業とのコミュニケーションも、今まで以上に活発になり、より一層風通しの良い職場になったと感じています。
まだ色々と改革途中ではありますが、今後も活発な議論を通じて、自分たちなりの最適解を模索していきたいと思います。