七穂ストーリー STORY

七穂をめぐる歴史と
人々のものがたり

NANAHO STORY 01

第1回 経験を活かし、これからを見据える (水口取締役工場長) 入社30年目

木村綿業に携わる人々の姿をご紹介する、七穂ストーリー。第一回目は、木村綿業の心臓である七穂工場の工場長、水口さんのストーリーをご紹介。生え抜き社員の中で一番の古株である入社24年目の水口さん。18年間の営業での経験を活かし、新しい木村綿業を築き上げる一翼を担っています。

18年の営業の経験が糧に

工場の出荷担当を1年経験してから、営業を18年、その後、工場にきて6年になりました。今までの色々な経験が糧になっています。
当時は新潟県内の寝具専門店60~70店舗担当していました。卒業してすぐの若いころ、お客様は年配の方が多かったので、自分の子供のように接してもらってましたね。気が付けば、今では自分が生え抜きの中で一番の古株です(笑)

ローテーション化で職人の技術向上に

昔は人数が多くて、単純作業が多かったですが、今は、側地や中綿のバリエーションが豊富になったことにより、様々な製品を製造
出来るようになりました。自社オリジナルアイテムが増えてきたと共に、技術も向上してきました。また、職人の固定化をせずに、作業工程のローテーションをしたことも、新たな技術を習得し、技術向上に繋がりました。

木村綿業だからできる、新しいチャレンジ

昔も今も、品質へのこだわりと、一貫生産が出来るので納期や多品種小ロット生産のご要望にお応えできるところが、木村綿業の強みだと感じています。
企画から製造・販売まで行うことができるので、ものづくりの面で様々なチャレンジができ、新鮮さがあって楽しいですね。今も新潟県ならではの新しい素材での寝具開発に取り組んでいます。

寝具業界のこれからのために

これからは、エンドユーザーに安心・安全で、快適な睡眠環境の柱となる寝具をお届けできるものづくりを続けている企業であると認知を広めていきたいです。
そのためには今後も、木村綿業にしかないこだわりの製品を企画し続けなければいけません。

高齢化が進む中、寝具業界も若手の人材不足が深刻です。若い人でも興味を示すような魅力的な業界になっていくためにも、睡眠と寝具に関する情報をどんどん発信していきたいです。
海外製品が普及してる中で、こだわりのあるMade in Japan製品の魅力を、もう一度多くの人に知ってもらいたいですね。